確定申告って結局よく分からなかったりしませんか?
私自身も確定申告ビギナーなので、同じような境遇もしくは初めて確定申告をする人の参考になればと思います。
※私自身サラリーマンなので、給与がある場合の話をします。
「確定申告」とは課税対象の金額を申告して、1年の税金を確定することです。
※課税所得とはサラリーマンの場合、給与から控除を引いた金額のこと
税金は給与の金額が対象になるのではなく、そこから控除をひいた金額が対象となるのです。
こんな大切な事は学校で教えてほしいですよね。
全然知らなかった。
無知って本当に怖いです。
払う税金を少なくするためには、利用できる控除をフル活用して課税所得を減らす必要があります。
それではどんな控除が利用できるのか見ていきましょう。
1.基礎控除
2.扶養控除
3.配偶者控除
4.配偶者特別控除
5.障碍者控除
6.寡婦控除
7.ひとり親控除
8.勤労学生控除
9.社会保険料控除
10.生命保険料控除
11.地震保険料控除
12.小規模企業共済等掛金控除
13.医療費控除
14.雑損控除
15.寄附金控除
16.住宅ローン控除
控除ってこんなにたくさんあるんですね。
自分が利用できる控除は知っておきましょう。
ここでは私(30代、男性、既婚、扶養なし)を例に利用できる控除についてみていきましょう。
まずは①基礎控除。これは一定の所得以下の全ての納税者に適応されます。
次に③配偶者控除④配偶者特別控除は、納税者の年収が1220万円以下かつ、103万円もしくは201万円未満であれば控除が受けられますが、私の場合は該当しないので利用できません。
最近は共働き世帯も多いため、この年間103万円もしくは201万円未満という数字は覚えておいた方がいいかもです。
控除が受ければ最大38万円控除されるので、この差はとても大きいです。
⑨社会保険料控除は、サラリーマンであれば誰しもが源泉徴収の際に引かれているため、全員が対象となります。
⑩生命保険料控除⑪地震保険料控除は、保険に入っていれば払い込んだ生命保険料に応じて控除が受けられます。
⑫小規模企業共済等掛金控除。通称iDeCo(イデコ)ですね。iDeCoは毎月の掛金を資産運用ができ、しかも掛金全額所得控除になるという使わない手はない最強ツールですね。iDeCoについての詳しく学びたいという人は是非、両学長の動画を見てください。必ず人生のプラスになりますよ。
最後に⑯住宅ローン控除です。毎年末の住宅ローン残高の1%が所得税から控除されます。
私が利用できる控除は上記の内容になります。
実はこれら全て年末調整でも行うこともできます。
ただし、副業をしていて副収入を20万円以上得ている場合、年収2000万円以上ある場合は確定申告をする必要があります。
確定申告についてなんとなくイメージできましたでしょうか?
まずは自分が利用できる控除を把握しましょう。
そして控除を利用するためのルールを勉強しましょう。
知らないと過剰に税金を払ってしまうことになってしまいます。
控除を正しく使用して、
正しい金額の税金を納められるようになりたいですね。
・確定申告とは「課税対象」の金額を申請して1年の税金を確定すること
・自身が利用できる控除について把握する
・利用する控除のルールを把握する
・サラリーマンは確定申告の代わりに年末調整で申請することもできる