コロナ渦で株を始めた人も多いのではないでしょうか?
今日は株投資を始めたばかりの初心者がやってしまう、損する投資法について書籍『株の超入門書』から学んだ株式投資で失敗しやすい人の特徴についてお話していきたいと思います。
他人から入手した情報を鵜呑みにして自ら精査せず、チャートも見ずに購入
株保有中は値動きに一喜一憂。欲をかきすぎて冷静な判断ができずタイミングを逃して塩漬け
これはダメな行動とは分かっているけど、実際に株を保有したらやってしまいがちです。
株を保有すると毎日株価チェックしてついつい一喜一憂しちゃいますよね。
もちろん自分の資産ですから心配になって当然です。
しかし、最初から成功して利益を上げ続けている人はほとんどいません。
誰もが失敗を積み重ねて、その中から自分に合った投資方法を確立することで利益を出すことができるのです。
失敗しやすい特徴を学んで今後の株投資に活かしていきましょう!
- 株で失敗し続けるのは性格が関係している
- 安い株には安いなりの理由がある
- 株主優待だけが目的の株投資
- 「まだ上がる」は命取り
株で失敗し続けるのは性格が関係している
- 激情タイプ:熱くなりすぎてしまい、冷静な判断ができなくなってしまう
- 強欲タイプ:より多くの利益を狙おうとする
- 責任転嫁タイプ:失敗の原因追及をせず、相場環境などのせいにする
- 鵜呑みタイプ:専門誌や人の意見を鵜呑みにして、自分で考えない
株の売買にはある程度のリスクを背負う勇気が必要ですが、冷静さを欠くと熱くなりすぎて無謀な行動をとってしまうタイプや、より多くの利益を狙いすぎて売買のタイミングを逃してしまうタイプ。
また、自分の判断のみに頼って、失敗してもその原因を追究せず相場環境のせいにするタイプ。
逆に他人の意見を鵜呑みにして自分で銘柄選びや売買時期を考えないタイプは失敗しやすいとされています。
もしこれら4つに当てはまる人は注意が必要です。
安い株には安いなりの理由がある
株価が安くて利回りがいいからといってすぐに買ってしまうのはNGです。
一般的に500円以下の株を「低位株」と言います。
株価が安い理由としては、発行枚数が多い大型株であるか、会社の業績が悪く経営不振のボロ株かのどちらかです。
メリット
- 株価が安いため、少ない資金で株が買える
- 株価が上昇した場合の上昇率が高く、投資効率がいい
デメリット
- 大型株は成長しきった会社が多く、株価の変動が小さい
- 会社の業績が不振の場合は倒産リスクがある
低位株を購入する場合は、すぐに飛びつくのではなく、株価が安い理由を調べてからにしましょう。
株主優待だけが目的の株投資
株主優待の商品やサービスだけに着目して購入していると、配当利回りや株価を見落としてしまいます。
株主優待はとっても魅力的ですが、利回りの減配や株価が下落しても保持し続けてしまうと、結局は高い金額を払って優待を受け取っている事になってしまいます。
「まだ上がる」は命取り
株を買うときは、最初に売る株価を設定しておきましょう。
ただ単にお金を増やしたい。という考えだと株価が上昇してくると、欲が出てしまいます。
「まだ上がる!」という欲がでた結果、ほとんどが売り時を逃してまうのです。
まとめ
株投資で失敗しやすい特徴についてまとめてみました。
自分に当てはまる項目があったとしても、知識として知っていれば大きな失敗を回避できると思います。
株投資では失敗を何度も経験すると思います。しかし、失敗を経験するからこそ、その失敗から学びを得て成功に向かうことができます。
株投資で資産を築いていくためには「自分で調べて、自分の判断で行動する」これにつきると思います。
何から始めたらいいか分からないという方は『株の超入門書 いちばんカンタン!』オススメです。
自分に合った投資の方法を見つけて今後の資産形成に励んでいきましょう。